AIに『アゲハ蝶/ポルノグラフィティ』から始まる小説を書いてもらった。

旅人に尋ねてみた。
「どこまでゆくのか。」と。
「いつになれば終わるのか。」と。
旅人は答えた。
「終わりなどはないさ。終わらせることはできるけど。」
その言葉を聞いたとき、私の心の中に今まで感じたことのなかった感情が芽生えたような気がした。それは喜びであったり悲しみであったりしたのだけれど、私はその時、自分がこれから先ずっとこの旅を続けてゆかなければならないことを初めて理解したのである。
だから私は言った。「わたしにも、わたしも旅に出たい。」
旅人は少し考えてからこう言った。
「いいだろう。しかしお前はまだ小さいし、それに……そうだな、まだ早いかもしれない。もう少し大きくなってからだね。」
そうして私は一人になった。
それからずいぶん長い年月が流れたように思う。私は一人で歩き続けた。行くあてもなくただひたすらに歩いていた。
「おーい。」
ふと誰かの声が聞こえてきたような気がして顔を上げると、目の前には一人の男が立っていた。男は私を見て微笑みながら手を差し伸べていた。
私は男の手を取り、一緒に歩いた。
すると突然、頭の中で声が響いた。
「あなたはもう大人です。今こそ旅立ちのときだ。さあ行きなさい。」
そして気が付くと、私は草原の上に寝そべっていた。目の前には海が広がっていた。潮風が優しく頬に触れているようだった。
ああ、とうとう私はたどり着いたのだと思った。
「ありがとう。」
私は呟き、空を見上げた。雲一つない青空が広がっている。遠くの方でカモメが鳴いているのが聞こえる。
そして私はゆっくりと立ち上がり、一歩を踏み出した。
(了)

 

アゲハ蝶/ポルノグラフィティ

作詞ハルイチ・作曲ak.homma

 

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